お母さんの笑顔が世の中を優しくする

時々、受講生さんから

「息子さんの不登校がキッカケで、このお仕事をされたのですか?」

など、私がこころの仕組みを学ぶことになったキッカケを質問されます。

ちょっと振り返って書いてみようと思います。

 

 

私は、「子ども達を助けたい、ラクになってほしい」と思って

私の師となる人に相談したことがありました。

 

その時に、「いま、ホントに辛いのは誰?」と問われ、

え? アレ? ひょっとして・・・

私でございますか?( ̄▽ ̄;)

って、気づいちゃったんですね。

 

だいぶ端折ってしまいますが、これがキッカケです。

今でこそ、この問いの真髄がわかりますけども

当時は、びっくり仰天!

なんで子どもが辛そうだ、と相談している私に聞くの?と

天と地がひっくり返ったような衝撃でした。

 

子どもが辛そうなのを何とかしてあげたいと思ってたのに、

え?あ・た・し?!

私、辛いの?

私、辛かったんだ・・・

 

『辛そうな子ども達』を『見ている私が』辛かったのか〜?!

本当に衝撃的でした。

いったい、これはなんなんだ?と

こころの仕組みを学び始めたというわけです。

 

面白かったですね〜、こころの仕組みを学ぶこと。

40数年生きてきて、知らなかった世界に触れたわけです。

40数年もの間、自分のこころを放置してきたんです^^;

 

自分のこころ、誰にもあるこころのこと。

シンプルであり複雑にもなり、目には見えないけど

とても大切なこころのこと。

 

なんで、こんなに大切なことを

学校で教えてくれなかったんだろう?

なんで大人達は、知らないんだろう?

と、疑問に思いました。

 

そのひとつひとつに、いちいちたまげるようなことばっかりで^^

辛かった私でしたが、『自分のこころ』のことを知ってゆくことが

とても楽しかったのです^^

 

何が楽しいって・・・

こんな自分がいるんだ?!

え?私って本当は、こうなの?!

という発見!

 

本来の自分に戻ってゆく

そんな感覚・・・

 

こころの仕組みを学びながら

どれだけ泣き、爆笑したことか。

学び始めて1ヶ月も経たないうちに

私は「年内で会社辞めて、セラピストになります!」

なんて口走ってました^^

 

3度目の学びの帰りの新幹線で

「一家にひとり、セラピストがいたら・・・」

というフレーズが降りてきたのを覚えています(私のビジョンのもとです)

 

社会の最小単位、家庭において

お母さんが、ちょっと「こころ」のことを知ってたら

家族って、とても仲良くいられるんだ!

そんな思いに突き動かされたんですね。

 

ただ、その思いだけで、私は本当に

その年に会社を辞めてしまいました^^

人生ってホントに何が起こるかわからない。

離婚だって、想定外だったわけだし。

 

こころの仕組みを知ったから

「人生って面白いなぁ・・・」と、思える今の私があります。

 

知らないままだったら今も、きっと誰かや何かのせいにしては

あの人が間違ってる!こうするべきだ、こうでなければならないでしょ!

どうせ、私なんて・・・



という窮屈な世界を自分で作っては

目くじらを立て、不平不満ばかりを言い

歳を重ねることに恐怖と絶望を味わって生きていたかもしれません。

 

あぁ・・・恐ろしい^^;

そんな過去の私を振り返ってみると

離婚を考えていた時期も、離婚後も

辛いことを辛い、と、そのまま感じることを

できていなかった私がいます。

 

頑張ってました。

頑張る方向間違いながら、とにかく頑張ってた。

ガマンも、たくさんしてきました。

その結果

『感じる』という感覚が麻痺してました。

『こころから笑えていた』私は、どれだけいたのでしょう・・・

 

そんな私のそばにいた子ども達のこころの深い領域に

私には感じられなくなっていた私の感覚が

入り込んでいたのかもしれません。

 

こころの仕組みを知って

私は、本当の笑顔(こころから溢れ出る自然な笑顔)

の大切さを知りました。

 

お母さんの『本当の笑顔』が

子ども達にとって何よりも大切なことを知りました。

 

あなたが、もし今、辛い状態なら

無理して笑顔を作る必要はありません。

ただ・・・

それでも、

 

あなたが笑顔であろう

本当の笑顔を作れる、そんなあなたであろう

と、ここで私は伝え続けるでしょう。

 

『ホントの笑顔3原則』を作りました。

これをお母さん達に、頑張る女性に、お伝えしてゆきたいです。

 

あなたの笑顔が、お母さんの笑顔が世の中を優しくする。

だから、あなたが一番に幸せであっていい。

私は、そう信じています。