つい話しが長くなって、何が言いたいのか自分でわからなくなっちゃう人へ
あなたは、会話をしている時、「あれ?それで私、何が言いたかったんだっけ?」とか、どうも自分が伝えたいことが上手く伝わらない、と感じることはありませんか?
まず、結論から
たとえば
「私ね、〇〇で、△△でさぁ、それで□■で・・・・・・・・・
・・・・・・・・だから、◆◆(←結論、言いたい事)なのよ」
↑これだと、途中の話しを自分も相手も忘れてしまいそうですよね(笑)
それよりも「私ね、◆◆なの」
という結論を先に伝え始めると、相手は、「え?なんで?」ってビックリしたり、興味を持って、質問してくれたり、その後の話しをじっくり聞いてみたいって思うものです。
英語だと・・・
私は 行く どこへ
私は 欲しい 何が
その後に、「なぜなら、しかじかどうして・・・」と理由を述べますよね。
なので、彼ら(英語圏のひと)に伝えるときは、もちろんのこと、日本人同士でも、できる限りシンプルな文章で伝えた方が意志疎通しやすいです。
丁寧に説明しようとすればするほど、こちらの意図が伝わりにくいんだと、外資系企業で仕事してたとき、アメリカ人達とお付き合いがあったときに、メールや会話で体に叩き込んできた感覚です。
ビジネスの場でも、『伝わる良いプレゼンテーション、セミナー』というのは、まず、今日は何を伝えるのか、結論を冒頭に持ってきます。1枚1枚のスライドや項目毎にも結論から入ります。
まわりくどい言い方をする理由
私たち日本人は特に、自分の意見を伝えるとき、まわりくどい言い方をする人が多いように感じます。
その理由として、ひとつは、謙遜と謙虚を混同していて、相手の立場を考え過ぎている。もうひとつは、自分に自信がないときに、ついごまかそうとする癖からまわりくどく言ってしまうようです。
そして、丁寧に説明しようと頑張っているにも関わらず、相手から、「結論から言って!」などと言われてしまい、悲しくなった経験はありませんか?
他者目線で、話そうとするから伝わらない
あなたが何かを述べるとき、主役は『あなた』です。それなのに、他者目線に偏り過ぎなんですね。
なので、最初に言いわけ的な要素が入って、話しが長くなってしまったり、何が言いたいのかわからなくなっちゃう。その間に話しが摩り替ってしまったり、言いたかったことが、温めているうちに、雲の上に蒸発してしまってた・・・なんてことが、よくあるものです。
かつての私には、日常茶飯事でした~(汗)
もし、あなたが自分の意見や提案が通らない経験が多いとしたら、 結論から話す、そのあと理由を述べる、という癖をつけてみましょう。
相手の反応への恐れはありませんか?
相手から反対されるんじゃないか
拒否されるんじゃないか
馬鹿にされるんじゃないか
といった恐れはありませんか?
相手の反応を先に考えてしまっていないか、その相手は特定な人なのか、誰に対してもそうなのか、ある特定な時、事柄になるとそうなるのか・・・。
もし当てはまるとしたら、自分にはどんな『恐れ』を持っているのか、に気付いてあげましょう。
その上で、『相手の反応、相手がどう捉えるかは、相手のもので、私が伝えたいこととは別である』と意識を変える練習をしましょう。
それでも上手くいかないときは、カウンセリングやセラピーで、先に無意識にある『恐れ』を手放してゆくと、癖を変えやすいです。
自分コミュニケーションで、自分の癖を知り、スッキリしてゆきましょうね♪