感情をコントロールしようとしてはダメです

 

あなたは、不安や怒りなどのネガティブな感情をうまくコントロールできたらいいのにな、と思いますか?

まぁ、こう聞かれて、ノーと言う人はいないと思いますが・・・しかし世の中には、無意識のうちに、このネガティブな状態でいることを好んでしている人が多いんですよ^^;

 

たとえば、自分が怒ってイライラしているのをまき散らすことで、他者から気を遣ってもらえる、優位に立てる、という勘違いな記憶を持っていると(無意識で)、その状態をしていることが多いです。

そんなあなたは、子どもの頃、自分の両親や家族のイライラに、いつも気を遣って、その場を穏便にすましてきたのかもしれません。

 

 

人はやはり、安心していたい、平和でありたい、楽しさ、喜び、幸せを感じていたい。だから、そういられない時、自分を責めたり、誰かを羨んだりして悩み苦しむわけですよね。

 

さて、脳とこころとカラダは繋がってるよ、とは、かれこれ5年ほど前からお伝えしてきていますが、感情のコントロールについて、何を気をつけたらいいのかを簡単にお伝えしてみたいと思います。

 

知らない言葉は使えないし、知らないことは想像できない

 

私達は一日中、脳内で呟いたり、問いかけたり、想像していますね。

それらは「言葉」を介して行っています。

あなたが想像できることは、意識していようが、無意識であろうが「知っている」からできるんです。

私達は知らない言葉は使えないし、知らないことは想像できません。

 

たとえば、ヒプノセラピーの前世療法や、ハイヤーセルフといった高次の存在からのメッセージなどは、普段の自分では想像もできないメッセージが受け取れて、それはあたかも自分とは違った大きな何かから得た気がしますが、実は、それは意識全体のほんの数%の顕在意識的に知らないだけで、意識全体の9割以上を占め、膨大な情報を抱えている潜在意識に在るから、やってくる情報、智慧なのです。

 

なので、あなたの悩みや問題の答えは、あなたの内側にあるんだよ、とお伝えしているのですね。私達セラピストは、あなたを潜在意識に繋げるサポートを担当しているだけなんです。

 

脳とカラダは影響し合い、こころが反応している

 

脳で、ネガティブな呟きやイメージをしていると、カラダにストレスを溜めます。そのカラダに溜めたストレスが許容範囲を超えたり、特定の出来事が起こると、ネガティブなことを言ったり、想像してしまうのです。
また命の危険を感じたり、何かショックな出来事からトラウマやPTSDなどになることもあります。

そして、そのおかげで、こころが反応し、不安やイライラといった感情になって、ざわつくのです。

何度も繰り返しにより疲弊してゆくと、うつ状態になったり、頑張り続けて病気になったりと、こころやカラダの病を引き起こすことに繋がります。

 

感情はコントロールせず、ただ緩むこと

 

実は、感情をコントロールしようとしちゃダメなんです。ネガティブな感情を悪として、ないことにしようとしたり、自分を責めるから苦しくなるんですよ。感情はしっかり感じてあげましょうね。私は怒っている!私は悲しい、寂しい、不安なんだ、と感じているあなたを認めてあげましょう。

というか、これができずにガマンしたり、頑張ってしまってしまったり、感じることがうまくできずにいて、さらにネガティブループにハマってストレスを溜めてしまうので、カラダを緩める、こころを緩める、脳を緩めることをしてみてください。

 

  1. カラダを緩める
    ストレスはカラダに緊張を与え、固く閉じてゆきます。すると、こころも固く閉じてゆくのです。あるいは、何かショックなことがあって、こころを閉じれば、カラダも閉じてゆきます。ワンセットなんですね。なので、カラダを緩めて、カラダに与えたストレスや、すでに記憶されているネガティブなストレスを解放してあげましょう。あなたの好きな方法で良いと思いますが、一例で言えば、入浴したり、ストレッチしたり、ツボ押しやマッサージなど。
  2. 脳を緩める
    脳へのアプローチとしては、瞑想などでマインドフルネスという注意深く集中している状態を作り、脳内のお喋りをただ眺め流してゆくというトレーニングがおススメです。また講座やワークショップでも必ずお伝えしていますが、意識的に、『言葉の上書き保存』をしてゆく習慣を作ってゆくと良いです。
  3. 深い呼吸
    カラダ、脳を緩めると、こころも緩んできます。
    脳、こころ、カラダのどれに対しても一番簡単に緩む方法は深い呼吸です。吐く息に意識を向け、ゆっくり細く長く吐いて、すべて吐ききって、一瞬息を止め、ふっと緩めると、必要なだけ空気が入ってきます。これを5回ほど繰り返すと、脳もこころもカラダも緩んできます。

ぜひ、試してみてくださいね!

 

この秋からのご提案

 

こころとカラダを同時に緩めること!
同時に、というのがポイントで、これをしていると、いつしか普段の考え過ぎてしまう癖、脳がどんどん変化してゆきます。

あなた、という唯一無二の魂の乗り物(カラダ)、そして人間だけに与えられた豊かな感情(こころ)、思考、言葉、イメージ(脳)。

これらを大事に扱う、自分を大切にする簡単な方法は、『自分に触れてあげること』。

 

2016年に入り、感じるカラダをテーマに約1年半ほど実践してきました。それを皆さんにお伝えするために、9月から準備を整えてまいります。

年配の方からお子さんまで、どなたでも簡単にできる、とてもシンプルなことです。

心理、スピリチュアル、ヒーリング(エネルギーワーク)、瞑想(メディテーションワーク)、言(音)霊、量子論など、いろいろなものがありますが、そのすべて、というか『真理』がそこにあります。

私が今まで学んできたこと、そして変わらぬビジョンへ向けての集大成になるのかもしれません。この秋を楽しみにしていてくださいね!