自己成長、自己啓発したいなら、「それ知ってる」を捨てること

あなたは、「時間」や「お金」をどのように自分自身へ投資していますか?

たとえば、セミナーなどに参加されているとき

「それ聞いた事あるし」
「それ知ってるわ」

と構えて、右から左に流す人がいらっしゃいます。

時間やお金をかけてるのに、とてももったいないですね。こういうのを受取拒否していると言うんですよ。

そして、こういう人たちは多くの場合

「知ってる内容でちっとも参考にならなかった」

という感想を抱くのが常( ̄▽ ̄;)

どこに行っても、誰に対しても、同じことをしていたりします。

私は何も知りません、の意味

「知ってる」「聞いた事ある」と思ったときほど、その自分の知識や情報はいったん右においといて

「私は何にも知りません」

という姿勢で、セミナーに参加したり人の話を聞いてみると

え~っ!!今まで思ってたことと違った~!!

あれ?そうだったっけ?!

 

なんて、ビックリすることが多々あるもの。思いのほか、新たな発見があるものです。

数年前に読んだ本を読み直したときや、久しぶりに観た映画もそうですが

以前とは、「捉え方が違った」

という経験をされる人は多いのではないでしょうか?

これは自分の状態が日々変化しているからです。そして日常的に、その知識や情報を利用していなければ
忘れてしまうからです。

自分と似た境遇の人に心が開くから話も聴こえる

また似たような話でも、「Aさんの時には、今ひとつすんなりと入ってこなかった情報が、Bさんの話の時には、ストンと腑に落ちた。」なんてこともあったりします。

それは、例えばBさんの方が、よりあなたに近い経験などをされていて親近感を持ったことによることかもしれません。

なので

「なんか聞いた事ある」
「あなたのことは良く知ってる」

と思ったときほど、他者の話しや、知ってる人のことを真っ新な気持ちで受け止めてみましょう。

あなたの在り方が、世界の捉え方を決めている

また、退屈になってしまいがちな家事や、ルーチンワークの中からの新たな発見は、自分自身をさらに成長させてくれます。

あなたがどのような気持ちで、態度で、取り組むのか、その在り方が目の前の出来事を良いようにも、悪いようにもしていきます。

あなたの在り方が世界の見え方、捉え方を決めているのです。

私は何も知りません
私はあなたのことをもっと知りたいです

といった姿勢で接する方が、相手にとっても「興味を持ってもらえている」という気持ちを与え、他者とのより良いコミュニケーションにも役立ちます。

ちょっと意識して、身近な家族の話を聴いたり、その人を「観る」ことから始めてみてはいかがでしょう。

変な自己啓発をするより、良い訓練になるかと思います^^