『真面目』『ちゃんと』に偏り過ぎて、こころのバランスが崩れたらすべきこと

2017年6月11日

 

私たち日本人は、とっても真面目な人種ですよね。駅のホームで、ちゃんと並んだり、順番を守る、規則正しい・・・世界からすると、驚くべき人種のようです^^

それは、さておき・・・この『真面目さ』も度を過ぎれば、私達はこころもカラダもバランスを崩してしまいます。

 

あなたは、自分を他者をこのように思うことはありませんか?

・まだまだ頑張りが足らないんだ
・このくらいのことで休んではダメだ
・私(あなた)がやらなければならない
・みんなに比べたら、単なる私(あなた)のわがまま、甘えだ

 

 

私達は、小さい頃から「ガマンが当たり前」を教育されてきましたが、それは親の世代、更に上の世代の時代背景では成り立っていたこと。ですが現在の日本で、そのままの価値観では、とても生き辛い環境になっています。

 

それを象徴するかのように、学校でも職場でも、今では大人も子どもも関係なく、不登校や出勤拒否、◯◯イジメ、適応障害の状態が溢れていますよね。

『真面目』『ちゃんと』に偏り過ぎて、バランスが崩れているのです。そして、ひとりで頑張っちゃうひと達が増えているのは、「容易に人に手助けを求めてはいけない」「そんな環境はない」と思い込んでるからなのかもしれません。

 

『女性とは、母親とは、妻とは、嫁とは、こうでなけらばならない、こうするべき』

私達は、育った環境によって、いろいろな価値観を植え付けられ、あるいは自分で無意識に付け加え、自分基準として、ねばべきルールを作ってきています。

これが『固定観念』です。

頑張らなくていい、とか、わがまま放題でいい、ではなくて、頑張るときも必要だし、ガマン、辛抱するときも必要。

ですが・・・

あなたが、もし、しんどくて、こころやカラダが悲鳴をあげてるなら、その頑張りや、ガマンに対して、改めて、見直してみてください。

  1. 誰かが喜ぶことが、あなたの喜びで、幸せなら ◯マル です。
  2. 誰かが喜んでも、あなたのこころがカラカラで、あなたがハッピーでなければ、それは『犠牲』です。
  3. 頑張ってるのに、ちっとも相手は喜ばないし、やってもやっても認めてくれない、報われないという感覚なら、それは『見返り』を求めている状態です。

2や3の場合、それらはどんな目的があって、誰のためにしているのでしょう。ここに、こころの癖が隠れているんですね。

 

あなたは『真面目』『ちゃんと』に偏り過ぎていませんか?

最近、ちゃんと笑えていますか?

がんじがらめになっている自分をそろそろ解放してあげましょう!

固定観念でがんじがらめになってると、他者とのコミュニケーションで、自分の正しさで勝負しがちです。人間関係の悩みは、固定観念が元になっていることがほとんどなんです。

気づくポイントは、3DB言葉(だって、でも、どうせ、べつに)を使っている時、そしてイライラモヤモヤしている時です。

そこに、あなたが身に付けてきた『ねばべきルール』、固定観念が隠れています。一人ではなかなか難しい、わからない時は、カウンセリングなどを利用してみてください。