不登校体験記 その2

 

学校の先生からのアクションも何度かありましたが

良い方向へと進むことはなく、学校へはまったく行きませんでした

人づてに教えてもらった霊視?のような怪しげなところに

すがる思いで行ったこともあります

人の弱みに漬け込んだ、ぼったくりでしたが^^;

私は、いろいろ試行錯誤をしながら、彼と戦い続け

時にはヒドい言葉をバンバン投げ

脅すようなことも言いまくりました

「今時、高校も出なかったら、ろくな仕事に就けないよ!!」とか

「義理人情がわからないなら、そういう世界の人を知ってるから

そっちの世界で修行してきな!」とか・・・(汗)

今思い出しても、本当に、恥ずかしい言葉の数々ですが

時間が経てば経つほど、何かに追い立てられるような気持ちで必死でした

娘は学校に行けば

「弟はどうしてるんだ?」と、いろんな先生から聞かれ

それが娘にとって大きなストレスになり

私にそれをぶつけられ(ぶつけてくれて良かったんですが)

ホントに苦しかった・・・

3人が3人とも、暗闇の中でもがいてました

 

 

ある時、学校から薦められた教育相談室に、私が一人で行き

その後、息子をなんとか連れて行くことができたのですが

なんと、そこで言われたのは

「息子さんは大丈夫ですよ。それより、時々お母さんがいらっしゃい」

???

こころの仕組みを知った今だからこそ、その先生の言葉の意味がよーくわかりますが

当時は、「え?なんで私が?」と思いました

 

ただ、その時は『大丈夫』という言葉に、とても救われたことを覚えています

そして、その後、私の中で

「やれることはすべてやりきった」「もう今は何もできない」

そう思った時、最後に行きついたのは

『信頼する』

ということでした