営業される側から見た「できる営業マン、売れる営業マン」の必須条件とは

今日のお話は、ビジネス、営業に関わらず、人間関係を円滑にさせるための基本のお話でもありますので、どうぞ対象を置き換えて読んでみてください。

 

 

営業経験がない私が売れる営業とは、を語れる根拠

たくさん営業されてきた

 

私、実は会社員時代に、たっくさんの営業を「されて」きました。

何の?というと、「システム」の。

どんなシステムの?というと・・・例えば

ホームページ、メールスタンド(メルマガ配信システム)、CRM(顧客管理)、SEO(検索エンジン最適化)、SEM(検索エンジン広告)、ニュースリリース配信システム・・・等々

なんでか?と言えば・・・

以前勤めていた会社でマーケティングの部署にいて、これらのシステムを利用する仕事をしていたからです^^

なので・・・こんなことを解決したい、こんなことをしたい、こんなことできる?って聞くわけです。その聞き方といったら、かなりマニアックで・・・多分、営業さん泣かせな嫌なお客だったと思います(笑

なぜなら・・・このマーケの仕事の前、私はプログラマーで「システムを作る側」の人間だったから・・・(笑笑

「それができるのに、どうしてこの機能はないの?」

「これが実現できれば、契約したいんだけどなぁ・・・」

って^^;

でもね、おつき合いが始まった営業さんとは、それはそれは、とてもwinwinな関係でした。

なぜなら・・・私が投げていた質問や要望は、その営業マンを、システムを、会社を成長させることに繋がるからです。これはプログラマー視点で見て確実です。(自慢・笑)

 

いやしかし、こういったシステムの会社ってベンチャーから大企業まで、いったいどの会社を選べばいいんだ?って困るほど、本当に多くの会社があって、依頼する側も困るけど、システム会社も生き残ってゆくのはとても大変です。

それでも私が付き合った数社の若い営業さん達自身、昇格したり、ステップアップされていったし、システムもどんどん良くなって、今でも、それらの会社が大きく成長し続けていて嬉しくなります。

一時期でも関われて良かったなぁと思っています。
(私の影響だなんて思ってないですけど・・・いえ、少しはあるって思ってるけど笑笑)

・・・と、ここまでが、私が営業職の経験がないのに今日のお題「売れる営業マンとはなんぞや?」という話ができる根拠の一つです。

 

社内の営業の観察と他部署との関わり方

さらに、付け加えると、私が勤めていた会社はメーカーや、システム会社で、勤めていた会社に当然多くの営業マンがいて、その営業マンと社内の他の部署との関わりを見てきたので、ネタがつきません。(怖い?w)

さらにさらに付け加えると、メーカーで仕事していた際、マーケティングの部署では、外注さん、代理店、お客様以外に、社内全ての部署と関わらないと仕事が進まなかったので、私からしたら、社内の人間もお客様になるわけです。

なので私もある意味、営業目線を持っています。

営業職って、会社の中でもお給料がいいですよね。なぜなら、会社が他の人のお給料が払えるよう仕事を取ってくるから。

なので営業マンによっては、
「自分たちが仕事を取ってくるから、会社が成り立っているんだ」くらいに思っている人いたり、めっちゃ高飛車だったり、社内で偉そうだったり(営業が一番偉いと本気で思ってたりする)、ワガママだったり・・・しつこいね(笑笑笑)

だけどね、自社内の人間とうまくやっていけない営業さんは、結局お客さんを逃がします。

これは前述した通り、私は、営業される側のお客さんとしての目線と、自社内の目線から、できる営業マンとできない営業マンをたくさん見てきて言えることです。

ではやっと本題。あなたが営業職でなくとも、個人事業主ではなくても、人間関係が良くなる、円滑にするために必要なことなので、旦那さんや奥さん、お子さんなど身近な人を対象に考えてみてくださいね。

できる営業マン、売れる営業マンの必須条件とは・・・

  1. スピード
    お客様への返事、メールの返信、電話連絡等々。
    あなたも困っているときって、早く返事が欲しいでしょ?ノロノロしてるとお客さんを逃します。
  2. 情報共有
    社内のスタッフや上司との情報共有、ホウレンソウ。当然と言えば当然ですが、時間がないといってできない人が多く、あとで大騒ぎw
  3. お客様への対応策、提案
    お客様への質問、お困りごとに対して会社に持ち帰り

    • どのような状況(調査中、作業中など)なのかをなんらかの手段で伝えること
    • できる限り、具体的にする。システム関連で説明すると、簡単にシステム変更可能か、今すぐできなくても、次回のバージョンアップ時に可能か、あるいは、いつ頃のバージョンアップの際に対応可能か、全く不可能なのか、など。
    • 不可能なら、代替え案も準備。
  4. 提案書は最低3つ
    お客さんを悩ませないよう、あらかじめ要望を聞き、それに合わせたプランや選択肢を準備しておくとスムーズにことが運びます。
  5. 子どもが理解できる言葉で説明する
    専門用語や業界用語はご法度です。あなたの知識自慢は不要。中学1年生がわかるレベルの単語で。どうしても専門用語が必要なら、それを説明できるもの、資料をイメージしやすいように準備しておく。
  6. 互いに意図していることが同じかどうか、相手が理解しているかを確認
    コミュニケーションセミナーでもお伝えすることですが、同じものを同じ角度で同じように見ているかどうかということ。違うものを見ていてそのまま進んでゆくと、「そんなつもりじゃなかった」「そんな意味じゃなかった」などあとでトラブルになります。
  7. あやふやにしない
    「できると思います」ではなく断言できないことなら「調べてお返事します」と伝えること。
    目の前の数字(契約)をとるのに必死だったり、自分の判断で「できます」とか言っちゃうと、その後、社内の他の人が尻拭いをするということが発生します。そういう営業マンは社内の人間からも当然、嫌われます。協力したくない人になります^^;※セラピスト関連業の人は特に注意して欲しい
    あやふやなまま解決できますとか、なんでもできます、って言うのは・・・結果的に信用を失いますね。そして業界全体に悪影響を及ぼすかも。
  8. どうしたらできるか?という前向きな姿勢
    要は、今はないものでも、できないことでも、社内に持ち帰って相談したり、目先の数字を追うだけじゃなく、半年後、1年後、数年後を見てプロジェクトを組むように仕掛けたりできるか。お客様が何に困っているのかを肌で感じられる、把握できる営業さんの力量です。
    こんな前向きな姿勢によって、どんどん機能面も良くなるし、契約は取れるし、会社が大きく成長してゆきます。
  9. 自社内(家庭)での関係性が良い
    自分の味方になってくれる大切な社内の、また家庭の人との関係が良いと、たくさんの協力が得られ、お客様の要望にも応えられ、良い循環が生まれます。
    家庭でも会社でも、部下であろうが、違う部署であろうが、社内で関わる人、子どもでも旦那さんでも奥さんでも・・・お客様のように大切に接すると、良い循環が生まれ、あなたも仕事がしやすくなり、目標(願望)達成へと注力できます。

他にも色々ありますが・・・
って、セミナー1本作れちゃったわ!ご依頼お待ちしてます(笑笑

これ読んで、そんなこと当たり前じゃんって思うかもしれないけど、できてない営業マン、個人事業主の方が圧倒的に多いのですよ。頭でわかっていても、部下に厳しく言ってたとしても、本人、行動が伴っていないことが多々・・・。(辛口ごめんなさい^^)

 

ぜひ、心がけてみてくださいね。